仕事をやめる。店員が醸す「暖かいオーラ」が接客の基本だ!

おはようございます。

 

最近、引越しを理由にコンビニ夜勤の仕事をやめました(^^)

 

この2年半、社員やアルバイトのみなさんには本当にお世話になり、自分のスキルが上がって自信がついたように思えます。

 

節約生活と夜勤の仕事でだいぶ貯金を稼がせていただきました(^^)。

 

仕事中はシフトがとてもきつかったため、最近は家でゆっくりしています。

 

クリント・イーストウッドの『アメリカン・スナイパー』という映画をTSUTAYAで借りてきて観たり、今まであまり手に取らなかった家の本を何冊かめくったりしています。

 

とてもゆっくりとした心地の良い時間を満喫する一方で、平日外で働いている人たちに申し訳ないなと思う気持ちが入り乱れていて何だか変な気分です ^^;;)。

 

 

ちなみに、私の仕事の一番の特技はレジ打ちと接客です。

 

様々な仕事を今までにたくさんしてきましたが、レジを経験した職場はマクドナルド、大学生協、コンビニです。

 

思い返してみれば、レジ打ちの仕事だけで約10年経験しています。

 

今ではほとんど食べに行かないマクドナルドでも昔カウンター係をつとめていて、とてもあたふたしていた記憶があります。

 

コンビニ勤務をしてからはだいぶレジも熟練してきて、お客さんの好きな話題や好みの揚げ物やコーヒーの種類も把握できるようになり、接客のスキルもだい上がってきたような気がしました(^^)。

 

接客の基本は笑顔だとよく言われますが、私はそれ以外にも重視すべき視点があると思います。

 

それは「暖かいオーラ」です。

 

店員の内面からにじみだす暖かいオーラこそが、お客さんを満足させるものだと思っています。

 

元気がない時でも、声が出ない時でも、自分の暖かい雰囲気だけは相手に伝えるように心がけています。

 

「いらっしゃいませ」、「ポイントカードはお持ちですか」、「●●●円です」、「丁度おあずかりします」、「ありがとうございました」

 

セリフはマニュアル通りですが、この間に自分の「暖かいオーラ」でお客さんの口元が緩むならしめたものです。

 

「温かいオーラ」を意識すると、不思議とクレームが減るんですね。

 

揚げ物を袋に入れ忘れても「いいよ、いいよ」と言われて店まで来て貰えることが多くなりました(つけ忘れはマズイことなんですが)。

 

店員のミスで怒っているお客さんも、自分の対処で一気に機嫌がよくなることもあります。

 

そういうのを見ると、とても嬉しくなって自信がわいてきますよね(*^^*)。

 

店に入ってきたときは険しい表情をしたお客さんも、店を出る時は笑顔で帰ることが多くなりました。

 

 

「暖かいオーラ」を出すポイントは、お客さん一人一人の幸せを願うことにあります。

 

「このお客さん、怒っているようだけど何か会社であったのかな。」

 

「自分には何もできないけど、1mmでもいいからほっとさせてあげよう。」

 

そう意識すると自然と自分の顔がほころんできます。

 

クレームなんか怖くありません。

 

暖かい接客ができても時給は上がりませんでしたが、仕事の楽しさはグッと増した感じがしましたo(^▽^)o。

 

 

しかし、年末あたりから仕事がかなり忙しくなって、疲れて暖かいオーラが出なくなってきた感じが自分の中でありました。

 

そんな自分がいつの間にか嫌になっていました(><)。

 

次の仕事場は迷い中ですが、疲れをとって、できればまた接客の仕事がしたいかなと考えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

献血がやめられない。利己的かつ利他的な行為が日常で大事。

こんにちは。

 

みなさんは、献血をしたことがありますか?

 

私はあります。

 

たくさんあります。

 

私の献血回数は成分・全血含めて88回を数え、ベテランの域に達しそうな勢いにあります(^^)。

 

19歳のころから献血を始め、もうこの回数になりました。

 

たくさん記念品をもらったし、嬉しい限りです(*^^*)。

 

 

さて、私が献血する理由です。

 

Q: お菓子やジュースが無料で食べ放題飲み放題だから? 

 

A: いいえ、違います。

 

Q: 血液の成分検査のハガキが無料で送られてくるから?

 

A: いいえ、違います。でもコレステロールの値とか、肝臓の数値とか知れるので参考になりますよね。

 

Q: 無料wifiが使えるから?

 

A: いいえ、違います。ちなみに、無料wifi献血ルームによって使えるところと使えないところがあります。

 

Q: 人のために役立ちたいから?

 

A: それもあります。人の役に立つのはとても嬉しいですけど、もう一つ大事なことがあります。

 

Q: 気持ちがいいから?

 

A: 正解です。気持ちがいいからです。

 

 

献血って気持ちがいいものだと私は認識しています。

 

献血中に気持ち良すぎて熟睡することもしばしばあります。

 

仕事疲れたときや肩こりがひどい時に、献血ルームに行って一発抜くと体がふわっとしたようなすがすがしい気分になるんです(*^^*)。

 

献血回数30回を超えてからそう思うようになりました。

 

献血をすると一定期間空けなくてはいけなくて、いつも「次の献血はまだかまだか」と思って、歯がゆくしています。

 

体がだるい時や肩がこっている時、献血可能日であれ整体ではなくすぐに献血ルームに行ってしまいます。

 

お金はかかりませんしね。

 

もう体が献血を欲しているという感じです(((o(*゚▽゚*)o)))。。

 

献血が体にいいという話を聞いたことがありますが、真相はわかりません。

 

しかし、私の体が献血を欲していることだけは間違いなさそうです。

 

献血のおかげかはわかりませんが、都内に引っ越して献血回数が上がったここ5年は大した病気にならず、医者にもかかっていません(歯医者くらいですね)。

 

 

肩がこったら整体屋ではなく献血ルーム

 

献血をする時はいつも「情けは人のためならず」、この行為は他人のためではなく自分のためなんだということを言い聞かせています。

 

結果、献血回数が積みあがる→多くの人に血液が行きわたる。

 

いい循環ですよね。

 

利己的でもあり利他的でもある行為

 

日常生活を充実させるためには、この点がカギであります。

 

 

コストがかからない男の、ささやかな日常の一部ですo(^▽^)o。

 

 

 

 

 

 

 

 

非正規労働者2割「食事回数減らした」記事を読んで。正社員もかわいそう。

おはようございます。

 

最近こんな記事を見つけたのでオッ、と思いました。

東京新聞:非正規労働者2割「食事回数減らした」 生活苦しく:経済(TOKYO Web)

 

節約のためであれば食事を抜くのは仕方ないですよね。

 

私も非正規雇用労働者ですが、同じく食事の回数を減らしました(^^)。

 

一日三食から二食もしくは一食にして、時には断食も取り入れています

 

断食をすると回復食も必要なので、その期間食事でお金を使うことはあまり無くなるんですね。

 

5日断食すれば、プラス5日が回復食でおかゆ中心なので10日は食費をだいぶ浮かすことができます。

断食は食費カットの王様!断食で健康維持に努めながら約半月分の食費を浮かす手法を空想する(現在断食四日目)。 - コストのかからない男ブログ

 

 

また、幸い事故や大した病気もなく、ここ二年は医者にかかっていません(^^)。

 

ミニマリストを目指してモノが少ない生活を始めるようになってからは、無駄にモノを買うことは無くなりました。

 

街に行っても欲しいものが本当に少なくなり、財布の紐がゆるむことはなくなりました。

 

 

お金が浮けば税金や社会保険料はぼちぼち払っています。

 

収入が少なければ税金や社会保険料は安く見積もられますから、来年は是非収入を減らして労働時間を減らしたいなと思っています(^^)。

 

 

 

あと、記事の最後にある「正社員の転換」について一言。

 

私は今まで数多くの職場にいましたが(少なくとも10以上だったかな。。)、正社員の方はどの方も大変そうでした(^^;;。

 

ひどいところになると休日出勤は当たり前で、寝る時間も本当に限られているようでした。

 

家族とも一緒に過ごせない、デートもできない、趣味に時間を使えない、疲れてご飯もまともに食べられない正社員の人たちを私は目の当たりにしてきました。

 

「正社員の人は大変ね」

 

パートやアルバイトの人に同情されるシーンを職場で目撃する人も多いのではないでしょうか。

 

 

「おれは時給500円だよ」

 

某営業会社の正社員のその方は、冗談で言っているのか本気で言っているのかわかりませんでしたが、悲壮な雰囲気を漂わせながら昔こんなことを言っていました。

 

仮に月給20万円で時給500円だと労働時間は。。

 

冗談であることを願っています(^^;;。

 

 

 

もちろん、非正規の人でも去年の私みたいに長時間労働をしている人は多いと思います。

 

これからの時代は節約+ほどほどの稼ぎと労働時間。

 

この組み合わせが大事だと思います(*^^*)。

 

 

この記事を見ると非正規の人がかわいそうだなという印象を受けますが、正社員の人の過重負担問題も忘れてはなりません。

 

非正規の人でも結婚している事例はあります。

非正規雇用でも結婚!夫婦で家賃を折半し、今までよりも好きなことに時間とエネルギーをかける。 - コストのかからない男ブログ

 

非正規の人ってユニークで明るく活動的な人が多い印象が私にはあります(((o(*゚▽゚*)o)))。

 

是非アイディアを駆使してみんなが働きやすい暮らしやすい世の中になれば幸いですo(^▽^)o。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユビキタス社会の再考。ネット環境を時間的・空間的に制約してストレスを軽減する。

おはようございます。

 

みなさん、インターネットをいつでも、どこでもやってしまうことは無いでしょうか?

 

私はあります。

 

一時期ネット中毒ではないかと思うほど、いつでもどこでもスマホやipadminiを持ち歩いて至る所でネット回線に繋いでカチカチとボタンをいじくっていました。

 

家でも、外でも、家族や友人の前でも、どこでも一人の世界にのめりこんでいたのです(^_^;)。

 

ネットって便利で快適なんですよね。

 

  暇な時には面白そうな動画を見ればいい。

 

  つまらない時にはゲームをすればいい。

 

  静かな時には好きな音楽をyoutubeで流せばいい。

 

  道に迷った時にはgooglemapを使えばいい。

 

  美味しそうなお店を探す際には、食べログやhotpepperのアプリを開けばいい。

 

このように、いつでもどこでもネットができるような社会環境は、近年「ユビキタス社会」と呼ばれています。

 

意味を調べてみると、

 

 ユビキタスとは「いたるところに存 在する」といった意味である 。その言葉のとお り、便利なICT(Information and Communications Technolo− gy :情報通信技術 〉が 、意識せずとも身の周りにあり、意識せずともその恩恵にあずかることができる、そんな夢のような社会の成立を表す。

CiNii 論文 -  ユビキタス社会と社会変容(<特集>ITと社会生活-サイバーコミュニティの功罪)

中井秀樹 2005. ユビキタス社会と社会変容(<特集>ITと社会生活-サイバーコミュニティの功罪) . OA学会論集 25(3). 55-60.

 

とされていますが、この論文に問いかけられているように本当に夢のような社会なのでしょうか?

 

この論文では、ユビキタス社会の浸透が個人情報の漏えい、企業戦略の活用、人体への影響、コミュニケーションの変化によるモラルの崩壊等の問題を生み出していると指摘されています。

 

これを読むと、私は他人からの返信に一喜一憂しがちだった頃を思い出してしまいます(^_^;)。

 

私は一時期、メールや、facebook、lineの着信記録に敏感な時期がありました。

 

他の人から連絡が来ると嬉しいんですが、返信が遅かったり来なかったりすると、ついついヤキモキしてしまうことがありました。

 

特にプライベートの空間で仕事のメールが来るのも嫌でしたね。

 

また、こうした問題はすでに多くの人に認知されていてれていて、lineを送ったにも関わらず返事が来ない「既読スルー」の行為が事件に発展したりすることもあったりします。

 

インターネットを解約して街のコンビニやファミレスにある無料wifiを使い始めた理由は、月々のネット代を節約する目的もありましたが、これよりも他人からの連絡をユビキタスに「いつでも、どこでも」受け取れる状態にするのではなく、時間的・空間的にネット環境を制約してネットによるストレスを少しでも軽減させる目的の方が大きかったです。

 

このおかげでたまったメールは一日一、二回の数十分で閲覧して返信するようになり、喜ばしいことに他人からの返信が遅いとか来ないとか把握する余裕がなくなりました

 

仕事先には「私は一日数回の短時間しかネットにアクセスしないのでメールの返信は遅いです。急な連絡は電話でお願いします」と言ってあるので安心です。

 

こうしてメールやfacebook、lineでの「ヤキモキ感」のストレスは軽減しました(^^)。

 

私の友人でもfacebookのページは他人からの連絡の有無が一目でわかるので、ブラウザ上で見やすい位置に置かない工夫をしている人もいます。

 

私がネットを解約して街の無料wifi生活をしてみて、ユビキタス社会から距離を置けるようになったと実感できました(*^^*)。

 

確かにネット生活は便利で快適ですが、同時にストレスにもなりえます

 

ユビキタス社会との距離の取り方を是非考えてみませんか。

 

以上、節約生活の副産物の一つでした(o^^o)!。

 

 

 

 

 

 

 

 

万能エコたわしとEM菌でエコな暮らし。台所洗剤と台所用の市販のスポンジはいらない。

新年あけましておめでとうございます(^^)。。

 

さてさて。。

 

年末に始めた断捨離は年始になってもまだまだ続いています。

 

 

さて、新年早々新たなモノを捨ててしまいました(^^;;

 

それは台所洗剤と台所用の市販のスポンジです。

 

エッと思われる方もいるかもしれませんが、私の部屋には現在、台所洗剤と台所用の市販のスポンジがありません。

 

しかし、皿洗い等に困っていないんですね~。

 

 

実は最近、ピエロの形をしたアクリル製の「万能エコたわし」を母からもらいました。

 

それを現在活用しています。

 

水に少しつけてこするだけで、汚れがどんどん落ちるんです(*^^*)

 

 

 

この「万能エコたわし」で非常に汚れが落ちるので、台所用スポンジまで思わず捨ててしまいました。

 

今は「万能エコたわし」が3つあるので、皿洗い用、台所の水回り用、床拭き用に用途を使い分けて使っています。

 

ぬるぬるした汚れや細かい汚れもこれ一つでとれてしまいます(*^^*)

 

 

 

油汚れについては活性化したEM菌でうるかして「万能エコたわし」でサッと拭いておけば綺麗にとれます。

 

EM菌は発酵させれば大量に生産できるので嬉しいです。

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今まで洗剤を使わない生活なんて想像したこともありませんでした。

 

エコな暮らしってちょっといいですよね。

 

今年もよろしくお願いします(o^^o)

 

 

 

 

 

ぼくたちに、もうダシを買う必要はない。材料はいいものを使おう。

おはようございます(^^)

 

寒さも一段と厳しくなると、温かいものが欲しくなりますよね(^^;;

 

寒い時飲んで落ち着くのはやっぱり味噌汁。

 

今日は私特製の美味しくてシンプルな味噌汁についてお話ししたいと思います。

 

今日のテーマは「ぼくたちに、もうダシを買う必要はない。」です(佐々木典士さんの本のタイトルを模倣しました。。)。

 

ダシが無くても、手作り味噌に木桶醤油を加えるだけで「えっ、」と思うようなレシピをご紹介します。

 

 

私は以前、味噌汁を作る際に大手食品会社の市販ダシを利用していました。

 

これが当たり前だと思っていたんですが、ダシは無くても大丈夫だよという話を人から聞き、節約のつもりで最初は味噌だけで味噌汁を作ってみました。

 

これだけだと薄くて物足りないので醤油を少し加えてみるとコクが増して美味しい味噌汁に仕上がりました。

 

最近、私は群馬県にある岡直三郎商店の「にほんいち醤油」を利用し始めました。

 

小麦不使用の木桶で作ったたまり醤油なので美味しいです。

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味噌は池袋にある大桃豆腐の手作り味噌を使用しています。

 

私は、手作り味噌を大さじ1パイお椀に入れて、お湯をお椀の7分くらい注ぎ、味をみながら木桶醤油を少々垂らす感じで作っています。

 

いい材料を使えば調味料はシンプルでいいと思い、味噌に醤油を加えたシンプルな味噌汁ですがこれが美味しくて美味しくて。

 

自画自賛ではないですが、今までの味噌汁の中でも格別でした(*^^*)

 

具無しで汁だけで飲むこともしばしば。。

 

でも美味しくて元気が出るので十分イケるんですね。

 

お椀に味噌を入れてラップをして醤油を持参すれば、仕事先でもお湯を注ぐだけで美味しい味噌汁の完成です。

 

夜勤の私には最適な一品です(*^^*)

 

 

また、ゴミをゴミのままで捨てないようにタマネギの皮を味噌汁のダシにするようにもなりました。

 

最近では、市販ダシや昆布やカツオブシを買わずに済むようになりました。

 

今、実家で手作り味噌を仕込んでいますが、これを使うとまた新しい味が発見できるでしょう。

 

 

食費は多くの人が悩む生活コストです。

 

食事の作り方をいかにシンプルにして、美味しく、健康にいいものに仕上げるかはプア充の腕の見せ所だと思います。

 

 

みなさん、今年度はありがとうございました。

 

来年度もよろしくお願いします(o^^o)

 

 

 

 

 

 

 

ミニマリストとは、人生において何をマキシマム(最大限)にして、何をミニマム(最小限)にすればいいのかが分かっていて、それを自らの生活に生かして実践できる人である。

おはようございます(^^)

 

12/16(水)の昼に「モノが少ない生活はいかがですか?ミニマリストになろう!」というタイトルで十数人で座談会を開催しました。

 

約二時間半、みなさん明るい雰囲気の中でモノの少ない生活について語り合い、あらためてミニマリストや断捨離についての意識の高さを感じました。

 

本当にありがたいことです(*^^*)

 

現在労働時間がマキシマムでブログ更新になかなか手がつかなかったのですが(^^;;、以下、気になった座談会での意見についてコメントしたいと思います。。

 

◎自分で作れるものは自分で作る喜びを味わい、なるべくモノを買わない。

・そうですよね。私は中学時代から技術・家庭の教科が苦手で(技術の教科はたいてい5段階中、2の成績でした)自分でモノを作ったり、料理を積極的にすることはあまりしませんでした。しかし、最近では太陽光のソーラーパネル作りのワークショップに参加したり、常温食品で料理したりするなど自分で何かを生み出す作業を少しずつですが意義を感じている次第です。

 

◎モノを持つということは自分の価値を示すことである。

・今まで「普通」の生活をしていた私には、モノはただのモノに過ぎませんでした。ただの同居人。しかし、モノの価値をあらためて問い直すようになってから、自分の価値についても少々意識するようになりました。「My life is my message」はマハトマ・ガンジーの言葉だと人から教わりましたが、自分の生活が誰かへのメッセージになれば幸いですね。

 

◎欲望はマネージメントするものである。

・モノをたくさん手放すようになってから、街に出てもモノが欲しいと思うことが少なくなりました。あれだけ便利だなと思っていた東京生活も魅力的に感じにくくなり、無駄な欲望がだいぶ消えたなという実感です。欲望を抑える手段として断捨離はお勧めです。

 

◎誰かと同居している時に断捨離する際は自分から捨てること、同居人と話し合うこと、いきなり捨てず袋に入れたままにしておくことがお勧めである。

ミニマリストを理解しない人に伝えるには、理論ではなく実践で示していくと効果的。

・自分は現在一人暮らしの独身なので自由気ままにミニマリストを目指した生活を心がけていますが、同居人がいる場合はそうはいきませんよね。僕なら自分のモノだけを極端に減らして、同居人には極力干渉しない。そして会話と、実践と、幸せそうな雰囲気で他人に気づきを与えていくことが大事なのかなと思いました。

 

◎モノをたくさん持っている金持ちよりも、モノを持たない貧しい人の方が幸せ。

・まさにその通りだと思います。貯金が今よりもあってモノを持っている昔の自分と、貯金が目減りしてモノを持っていない今の自分を比べた時に、圧倒的に今の生活がいいと感じます。冷蔵庫も持たないような今の私の生活は極端だとよく他人から言われますが、今の方が自然で身の丈にあっている感じがします。

 

◎仕事ができる人はモノを減らして整理し、仕事効率を上げている。

・ああ、思い当たる節が。。今まで仕事に苦労してそうな上司のデスクはモノが多くキチンと整理できていなかった記憶があります。すぐにペンは出てきても大事な書類が出てこない、印鑑が出てこない、書類にピッタリの封筒が出てこない等は日常茶飯事。部下も上司もその分帰る時間が遅くなる。

 

◎消費は投票であるという言葉がある。お金を使う際には、社会貢献度や顔の見える範囲などに使い道を限定して選択する。

・100%消費を使いたい所だけに支出するのは難しいですが、それを意識することによって無駄な支出を防げそうです。例えば私の最近の外食では、お付き合い以外では「たまにはTSUKIでも眺めましょ」という池袋のオーガニックバーか、比較的リベラルな思想の雑誌が置いてあっていつもあたかたく接してくれて雰囲気のいいおばあちゃんがやっている近所のカフェくらいしか積極的に行く気がしません。

 

◎モノをみんなが減らすと経済が悪くなるとはかぎらない。モノを増やし過ぎた結果、先進国で使い余されたり、モノが国境をわたって遠い国の誰かの雇用を奪ってしまうこともある。

・アフリカの事例を話してくれた参加者の方がいました。ガーナで大量生産された安い服がアメリカに入り、アメリカで有効活用されず持て余され、中南米にわたった結果多く人のの雇用を奪ってしまったという話。「モノを減らせば雇用が減って経済が悪くなる」という私も抱いていたありがちな話に釘が刺された瞬間で、恥ずかしい思いがしました。

 

◎モノを持たないと金が貯まるし、時間が増える。余った金や時間は家族や友人に振り向ける。

ミニマリストは準備運動。ミニマリストになった後が大事。

・スペインの事例を出してくれた参加者の方がいました。ミニマリストは準備運動という言葉は分かりやすかったです。ミニマリストになること自体が重要なのではなく、ミニマリストになった後に自分に何ができるのかが大事です。余った金、時間、エネルギーを何に振り向けるかをこれから考えなくてはいけませんね。自分はまだぼんやりとしていますが、趣味や、自給や、地域社会でのボランティアなどにこれからもっと振り向けられればいいなと思います。

 

私は、ミニマリストとは、人生において何をマキシマム(最大限)にして、何をミニマム(最小限)にすればいいのかが分かっていて、それを自らの生活に生かして実践できる人」のことを指すと考えています。

 

私は最近ちらほら「身の丈」という言葉を耳にしますが、私はミニマリストの考えを「身の丈主義」と理解しています。

 

今の当たり前の生活は自分たちにとっては過剰なことが多いです(^^;;

 

モノだけではありません。

 

労働時間もそうです。

 

今回の座談会を通じて、自らの生活の「過剰さ」と自分の意思の弱さについてもあらためて問い直す機会となりました。

 

参加者の皆さん、ありがとうございました(o^^o)