お金を落とす場所はよく考える。飲みながら学び、つながりをつくり、社会に貢献する。

こんにちは。

今日は二日続けて池袋のバーに来ています。

ブログを書くように勧めてくださったバー店主に用事があったので仕事前に寄ってみました(^^)。



三年前、震災から一年後の2012年6月の夜に池袋の光ファイバーの営業会社でノルマに追われて疲れて歩いて帰る途中に綺麗な音楽を耳にしました!(◎_◎;)。

なんだろうと思ってみてみると、ビルの一階の窓から小さな光が。

バーみたいなので入ってみると、中のお客さんが和気あいあいとしていてとても楽しそうでした。

その時流れていたのが沖縄のネーネーズの「黄金の花」。

強く記憶に残っています(^^)。


貧乏で「千円しか持って無いですけど何か飲めますか?」と聞いて、ハートランドのビールを一杯だけ頼みました。

お客さんはみんな店主を知っていて県外から来てる人もいてビックリしたんですけど、何も知らずに入った僕はけっこう珍しかったみたいです(・_・;。

チラシがたくさん置いてあってそこから共通の話題を考えてたら、自分がピースボート東日本大震災のボランティアをしていたのを思い出して、そのことを話しました。

そしたらいきなり「現地で働く人に防護マスクを送りたいと思ってる人がいるんだけど、ピースボートの人にかけあってもらえる?」とおつかいを頼まれてしまいました。

翌日高田馬場に向かい交渉が成立すると依頼された方とピースボートの方の双方からお礼のメールをいただきました(*^^*)。



それ以来、営業会社のノルマに疲れては吸い込まれるように週1から2のペースでバーに通うようになりました。

貧乏なので時には開店から閉店までビール一杯で過ごしたこともありましたm(__)m。

他のお客さんと仲良くなり友達もたくさんできました。

みなさん色々なことをやっていて、深い話をたくさん聞いて、店に来るたびに癒され、励まされ、楽しませてもらえました(*^^*)。



やがて店主がやっている田んぼで無農薬のお米をつくるようにもなりました。

ノルマに追われる営業の仕事もやめ、精神的に楽で稼げるコンビニ夜勤の仕事を始めました。



この店に来てから自分のライフスタイルが劇的に変化し、活力のある生活が送れるようになりました。

この店で使ったお金は今考えると投資と募金だったんだなと思います。

ここで使われたお金は店主の生活費だけでなく、お世話になった田んぼのNPOの活動とか社会貢献活動等の費用に充てられたりするので社会的に悪いことにはつかわれないでしょう。

節約をたくさんしてお金をつかうなら、こういう店に落としたいですよね。

酒を飲んで間接的に社会貢献できると思えば酒もうまくなります^ ^。


色々学べて、初対面の人が気軽に話せてしまう不思議な雰囲気を持った店。

「たまにはTSUKIでも眺めましょ」

詳しくは店主の高坂勝さんが書かれた『減速して生きる ダウンシフターズ』がおすすめなのでご一読を(*^^*)。